健康手帖 
第1347回
「鼻がグズグズ花粉症 〜対策と予防〜」
2008年2月12日(火)放送

浜村 花粉症の主な症状とは、どういうものでしょうか?

森崎 *花粉症の主な症状
   ☆主な症状
   ・くしゃみ→鼻水→鼻づまり・眼のかゆみ(風邪と似てる) 
   ☆その他
   ・鼻から喉の奥のかゆみ・耳の奥のかゆみ  など
                       
毛利 花粉症を予防する、或いは軽くやりすごすためには、
   どんなことが必要なのでしょうか?
 
森崎 *花粉症のセルフケア
   ◎花粉症は自分で軽く済ませるセルフケアが重要
   ☆花粉症のセルフケア
   ※「花粉の付着を防止する」「付着した花粉を除去する事」につきる
   ・マスクを使用する
   →立体的なもの、使い捨て或いは洗って使う
   ・ゴーグルやメガネをかける
   ・花粉の付きやすい衣服をさける→毛のものなど
    コートはツルツルのものに
   ・玄関で衣服をはらう=そのまま入らない
   ・髪型は短めに
   ・鼻うがいをする
    →100ccに1gの塩を体温に暖める
    →水道水では鼻の繊毛が傷む
   ・新聞やインターネットなどで情報を得る
   
浜村 今年の花粉の飛散状況はどうなのでしょうか?

森崎 *花粉の飛散と今年のスギ花粉について
   ☆花粉の飛散
   ・春季→2月、3月:スギ花粉、3月、4月:ヒノキ花粉
   ・夏季→イネ科植物
   ・秋季→キク科植物
   ☆今年のスギ花粉
   ※予測について説明

毛利 セルフケアだけでは、どうにもならない場合の治療とは、
    どういう事になるのでしょうか?

森崎 *花粉症の治療
   ☆薬物治療
   ・全身療法→経口薬(飲み薬)
   ・局所療法→外用薬(点鼻薬・点眼薬)
   ※初発は10、20代に多い
   →年齢層は10代〜50代
   最近はもっと若年層や高齢者にも増えている
   ※薬物による治療は、花粉が飛散する2週間前位から始めておいた方がよい
   ※他に漢方薬もあるが、個々人に処方されてはいないので合うとは限らない
   ☆薬の副作用について
   ・薬には副作用が付き物である(クスリはリスク)
    →眠気、のどの渇き、糖尿病の誘発や悪化、
     免疫の低下、鼻づまりが治らない、など
   ※薬には沢山の種類があるから、医師に副作用の症状を伝えて、自分に合う薬や量を選択する事が大切
   ※また注射で治すという薬もあるが、一度に体内に入れてしまうと副作用のリスクが大きい
   ☆手術療法
   ・鼻の粘膜をレーザーで焼灼し粘膜の面積を縮小する
    →1〜2シーズンしか持たない
   ☆減感作療法
   ・花粉のエキスを少しずつ注射して慣れさせる療法
    →根治する可能性があるが、長時間かかる
    →実施している医療機関は少ない
    →ショックの危険もある

毛利 花粉症というのは、ある程度年をとってからもなることがあるそうですね?

森崎 *花粉症と年齢
   ・10〜20代に多い
   ・年齢とともに抗原が溜まって発症することも多い
   ・一生治らないと考えて付き合っていくことが大事
    →高齢になって反応が弱まることもある  

浜村 風邪とは少し違う去年までなかった症状が出たら、花粉症を疑った方がいいですね?

森崎 *受診の薦め
   ・初期に原因をつかみ、早めに治療を始める事が大事
   ・ほかの病気が潜んでいる場合もある
   ・我慢せずに受診し自分に合った療法を  など                  
      
浜村  それでは、今日のポイントをまとめますと
      『花粉症はセルフケアと専門医の治療が大事、花粉情報をチェックして
   早め治療を始めましょう!』
   こういった事でしょうか?
   森ア先生、どうもありがとうございました。